ネオの調査報告(海外VR・メタバース解説)

Unity新CEO「メタバースはゴミだった」発言の真意とは?~世界のVR業界に吹いた冷たい風~

【1】何が起きたの?

トーン

メタバースって、もう終わった話なの…?ちょっと不安になる言葉を放ったのは、なんとUnityのトップ。

うん、これはさすがにインパクト強めだったね~。今回話題になったのは、ゲームエンジン「Unity」の新しい社長さん、マット・ブロムバーグって人の発言なんだ。

彼は2025年3月、ゲームメディア「PC Gamer」のインタビューでこう言ってるよ。→「今まで見てきたメタバースプラットフォームのほとんどはゴミだった」

正直ここまで言っちゃうの!?って感じだけど、ちゃんと理由もあるんだよ。

ネオ

【2】Unity?CEOって誰?

Unityは、VRChatやポケモンGOなど、世界中のゲームやアプリを開発する際に使われる有名なゲームエンジンです。

そのUnityの新CEOに2024年に就任したのが、マット・ブロムバーグ氏。ゲーム業界歴の長い人物で、以前はWildTangentやVR系スタートアップを率いた経験があります。

ブロムバーグ氏は、メタバースという言葉がバズワードになった2021年頃から、さまざまなプラットフォームを実際に体験してきましたが、その多くに対して「失望した」と語っています。

【3】なぜ発言が話題に?

Unityは、かつて“メタバース開発を支える中核的な技術”として注目されていた立場です。

そのトップが「ゴミだった」と語ることは、まるで内部からのカミングアウトのようにも受け取られました。

この発言が響いた背景には、近年のメタバースの現実があります。

  • ユーザー数の伸び悩み
  • プラットフォームの定着率の低さ
  • 開発・維持コストの高さ
  • 続く経済圏が構築できないこと

といった問題が積み重なり、多くの企業が“現実と理想のギャップ”に直面していたのです。

【4】まとめ:夢の次に来るもの…

ブロムバーグ氏の発言は、メタバースに対して完全に否定するものではなく、「もう一度、現実を見よう」という冷静な視点とも言えます。

ネオ

トーン

夢を見たら、次は目を覚ます番。でもその先に、“ちゃんと使える仮想空間”を作れる人が、ほんとに時代を動かすんじゃないかな。

【5】元ソースリンク

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